2019年シーズン、中継ぎから先発に再転向した
オリックス・バファローズの山本由伸投手が絶好調だ。
ここまで、5試合に登板して、打線の援護無く、勝ち星こそ恵まれてないが、
防御率は一点台前半。39イニング投げて、被安打16とパリーグの打者を
圧倒している。それでいて、まだ高卒3年目の20歳なのだから、
この先、どんなピッチャーになるのか、楽しみがいっぱいだ。
(今でも十分、いいピッチャーなのだが)

山本由伸の経歴
出身 =岡山県高校 =宮崎県の都城高校(甲子園出場は無し)
2016年にオリックス・バファローズがドラフト4位で指名
身長=178センチ 体重=80キロ
4/3 ソフトバンク戦の投球の感想
特に圧巻っだがのが、4/3に登板したソフトバンク戦だった。
それまで4試合で25得点していた絶頂ホークス打線を8回まで
ノーヒットピッチング。まさに、モンスターだろ、こいつ。
9回1安打8奪三振で、きっかり100球で終わる気持ち良さ。
・・・神業すぎる
あのソフトバンクをど完封するんだから大したもの。
しかも、完膚無きまでに、抑え込んだ。
お世辞なしで強烈だった。
打てそうなのは高く浮き上がったフォーク数球だけ。
それ以外は打てても単打みたいな球やった。
昨年から先発であっても、良かったようにも思うが、
チーム事情で、中継ぎに回された。
こんなモンスターがよくドラフト4位で取れたもんだ。
これは、投手版のイチローなんじゃないか。
彼は、決して体が大きい方ではないが、
やり投げを参考して、独特の投球フォームを作り上げた。
やり投げで遠くへ飛ばす行為が、
速い球を投げる行為とつながっているらしい。
それ故、ストレートの常時150キロ台を計測している。
ストレートの球威はあるし、140後半のツーシームと
カットボールをほとんどきっちりと制球していた。
腕を振ってカーブで、ストライクを取れるし、
フォークは千賀みたいやった。
極めつけにコントロールええから、
ソフトバンク打線はどうにもならなかった。
真っ直ぐは球速も速いけど、より一層速く感じてるんやろな
ってくらいソフトバンクに打たれる気しなかった。
それからカーブがすごく良い所に決まってた。
4/3 ソフトバンク戦のピッチング動画
昨年、かなり投げたので、中継ぎで故障しないで良かった。
山本由伸のケタ外れ感は異常だ。
ルーキーイヤーからファームで無双してたしな。
ソフトバンク相手に1安打完封やってのけたのは凄まじい。
観戦してて、本気でノーヒットノーラン達成するかと思ったわ。
これで、弱冠20歳だから、将来がすごく楽しみだ。
怪我だけには気をつけて欲しい。
山本由伸の2019の先発の成績予想
ここで、今年の山本由伸の成績を予想してみたい。
ここまで全て先発で登板し、
試合数 =5
イニング数 =39回
防御率 =1.38
被打率 =127
勝ち負け =1勝1敗
打線の援護に恵まれず、勝ち数が伸びてないが、安定感が抜群だ。
これからも、打線には期待できないと思うので、
怪我などで離脱しないことを大前提として、
勝ち星= 8~10勝
防御率= 2.50~3.10
と予想する。
答え合わせ
さて、2019年のペナントレースが終了しました。
そこで、当ブログでシーズン序盤に予想した山本由伸投手の成績と
答え合わせをやりたいと思います。
僕の予想は、この記事に書いてますが、実際の成績は
- 勝ち星=8勝
防御率=1.95
という結果に終わりました。
勝ち星は、ずばり当たりました\(^o^)/
これは由伸の実力を過小評価した予想だったのではなく、
好投しても援護に恵まれない試合が多いだろうという予想でした。
防御率に関しては、序盤の快刀乱麻の投球が最後までは続かないだろう
と予想したのですが、予想を上回って、一点台でフィニッシュ。
これは見事ですね。
ケチを付けるなら、途中離脱が1ヶ月あったこと。
まー、それでも3年目でよくやりました。
来季こそは、一年間ローテーションを守り抜いてほしいですな。

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